地域産業
東京都の工芸品一覧と体験・販売先まとめ 1、食器類
江戸の歴史を誇る東京には、江戸切子をはじめとした工芸品が数多く存在し、今も職人の手によって製作されています。
この記事では、東京都の工芸品を種類別にご紹介し、合わせてモノづくり体験の情報と贈り物用の情報もご提供します。
東京のお土産や贈り物を探している方、伝統工芸ワークショップに興味がある方、お店の装飾品や衣装、備品類をお探しの方に活用して頂きやすいよう情報をまとめていますので、どうぞご覧ください。
※東京の工芸品一覧および画像は、東京都労働産業局の当ページより引用しています。
モノづくり情報
簡単にモノづくり体験ができる施設「Maker’s Base」で皿作り。
東京の中目黒近くにある「Maker’s Base」という施設に行ってきました。
木工や鉄細工などに始まり、革製品やアクセサリーの製作などなど、ありとあらゆるモノづくりを体験できる、クリエイター魂をそそる工房です。
体験ワークショップの提供をするほかにも、オリジナル製品の製作代行やレンタル工房、モノづくりレッスンといったサービスも行っていたり、Maker’s Baseで製作された商品を購入することも可能だったりします。
クラフトショップによくある感じの、コンクリート剥き出しのスケルトンを基調に白木を合わせたインテリア。お洒落な感じです。
エントランスにはたくさんのハンドメイド製品が展示販売されているほか、体験ワークショップの紹介もあります。
僕は妻と二人で「皿に絵を描いてオリジナルのお皿を作る体験」をしに行きました。すごく面白い施設だったので、その時のレポートとあわせて施設の紹介をしておきます。
工芸品
こだわりの弁当箱なら、手作り&天然素材の「曲げわっぱ」で決まり!
あなたは「曲げわっぱ」を知っていますか?
曲げわっぱは木材を曲げて筒型に加工した容器です。木材の生産で有名な地域の伝統工芸品として昔から生産されており、今はもっぱらお弁当箱に使われています。
天然素材で作られているため、お手入れの必要はありますが、そのぶん安心安全にお弁当を詰めることができますし、何よりもお洒落なので人目を引きます。
また、軽くて持ち運びしやすかったり、適度に水分を吸うため、お弁当の中のご飯が湯気でベチャベチャになったり、痛みが早くなるのを防いだりもする優れものです。
会社や学校に持っていくお弁当箱が欲しいあなたにはうってつけだと思うので、今回はその曲げわっぱを紹介していきます。
工芸品
芋焼酎好きなら持っておきたい、本場鹿児島の「黒じょか」を紹介
鹿児島といえば芋焼酎。あなたは芋焼酎好きですか?僕は好きです。
「さつまいも」という名前の通り、鹿児島では非常に芋文化が根付いており、焼酎と言えば基本的にほぼほぼ芋です。
そんな鹿児島では芋焼酎の飲み方にもこだわりがあり、「黒じょか(黒千代香)」と呼ばれる土瓶を使って注ぐのが通と言われています。
鹿児島以外の地域では飲兵衛しか知らない知識ですが、こうして伝統工芸品が未だに住民の生活に使われ続けていて観光資源にもなるって、何だかいいですよねえ。
今回は黒じょかの紹介と、実際に黒じょかを使った芋焼酎の飲み方もお伝えします。
工芸品
なんでも鑑定団で物議の国宝「曜変天目茶碗」がめっちゃ綺麗な件
あなたは「曜変天目(ようへんてんもく)」という言葉を聞いたことがありますか?
宋の時代(約800年前)の中国で制作された茶碗のことで、世界で3点しか現存せず、そのいずれもが日本にあります。いずれも徳川家や三菱財閥の本家など日本の超大御所のもとで所持されていた経歴があり、国宝として指定されています。
我々が普段イメージする茶碗とはまるで異なる、宇宙を思わせるような神秘的な輝きを放つ、非常に美しい独特なデザインが特徴です。
「もし取引されたら数十億円は下らない」という意見もあるほど、昔からとてつもない価値を誇る非常に貴重な作品です。
ちなみにこの曜変天目は、骨董品の鑑定価格を公開査定する番組「開運!なんでも鑑定団」で「曜変天目とされる茶碗」が出品され、本物と鑑定されたことでも話題を集めました(その真贋は今でも物議を醸しており、未確定です)。
今回はそんな曜変天目茶碗についてご紹介します。