東京都の工芸品一覧と体験・販売先まとめ 1、食器類

投稿者: すずき@かなでや運営 投稿日:

江戸の歴史を誇る東京には、江戸切子をはじめとした工芸品が数多く存在し、今も職人の手によって製作されています。

この記事では、東京都の工芸品を種類別にご紹介し、合わせてモノづくり体験の情報と贈り物用の情報もご提供します。

東京のお土産や贈り物を探している方、伝統工芸ワークショップに興味がある方、お店の装飾品や衣装、備品類をお探しの方に活用して頂きやすいよう情報をまとめていますので、どうぞご覧ください。

※東京の工芸品一覧および画像は、東京都労働産業局の当ページより引用しています。

食器類

東京工芸品の代表・江戸切子(えどきりこ)

江戸切子

江戸切子はおそらく東京の工芸品の中でも最も有名なものではないでしょうか。都内の百貨店の贈答品コーナーでは、ウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲンなどのブランド陶器と並んで定番とされる製品です。

「切子」とは、ガラスを金盤や砥石などで削ることで独特の模様を作り出したものです。光の当たり具合によってキラキラと器や中の飲み物が輝くのが非常におしゃれです。

江戸切子のペアグラスは、結婚のお祝いや金婚式にはうってつけの贈り物。徳利とお猪口で冷えた日本酒を飲むのも雰囲気抜群で良いですよー。

江戸切子作り体験:都内の様々な施設で江戸切子作りを体験することができます(参考リンク)。

江戸切子が買える場所:都内の百貨店であればおそらくどこでも手に入ります。また、ECサイトや土産物屋、江東区・墨田区辺りにある工房でも購入できます(参考リンク)。

 

江戸硝子(えどがらす)

江戸硝子

江戸切子以外にも、東京はガラス細工が有名です。多品種少量生産で国内の需要をまかなってきた江戸硝子は、職人達が培ってきた高い技術により、高品質かつ生産コストにも見合う製造を行うことができました。

今でも江戸硝子はクオリティの高さを世界に評価されており、タンブラーやワイングラスなど、器で飲み物の味が変わる製品に重宝されています。

江戸硝子を作る体験:Asoview様々な事業者がガラス作り体験を行っています。などで申込が可能です。

江戸硝子を買える場所:都内百貨店やオンラインショップで入手が可能です。実店舗でたくさんの製品を見るには、台東区新御徒町の「木本硝子」さんなどがおすすめです。

 

江戸漆器(えどしっき)

漆器は英語で「Japan」という別名を持つほど日本で盛んに生産されてきた製品です。木製の器に何重にもうるしを塗り重ねて作られる繊細な食器は、まさしく和食の味と雰囲気を引き立ててくれるものです。

漆器は全国各地で生産されていますが、江戸漆器は伝統にとらわれず、比較的自由なスタイルで製造されているのが特徴です。お椀などにとどまらず、アクセサリーや雑貨、ガラス器への使用などへも活用されています。

江戸漆器作り体験:台東区入谷の職人さんが工房見学のみ受け付けています(リンク)。

江戸漆器が買える場所:中央区佃「漆芸中島」さん日本橋「黒江屋」さんなど。

 

東京銀器(とうきょうぎんき)

東京銀器

日本の銀細工は非常に精巧で美しく、世界でも評判が高いとか。中でも東京は銀器生産の主要地域であり、今でも台東区・荒川区・文京区などで生産されています。

ステンレスにはない銀ならではの上等な質感や輝きは、実際に食器として使ってみると魅力が分かると思います。僕も家に銀器のカトラリーがあるのですが、ステンレスとは輝きが違いますね。

東京銀器作り体験:台東区蔵前の「日伸貴金属」さんなどで体験が可能です。

東京銀器が買える場所:日伸貴金属さん、上野の「森銀器製作所」さんなどで購入が可能です

 

 

この東京都の工芸品紹介記事は、以下に続きます

2、生地類の工芸品

3、家具・インテリアの工芸品

4、アクセサリー類の工芸品

5、日用品・道具類の工芸品


すずき@かなでや運営

すずきです。かなでやとKanadeCoinの運営やってます。合同会社むすびて代表。 熱い想いやこだわりを持った人、そういった人達が作った製品がすき。

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